新築 ロフトのある家

こんにちは、御宿町工務店のアイホームです。
今回の新築は、ご夫婦で住む家ですがお子様が泊まりに来た時にとロフトを造ることにしました。
お仕事を退職され静かなところで暮らしたいと、ここ御宿町へと家を構えることに。
土地の高低差が2メートル近くあるため道路側の基礎がパネル3枚重ねで1.8メートルの基礎です。

新築 御宿 勝浦 いすみ市 戸建て 注文 住宅 別荘

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配筋検査合格しました、住宅保証機構さんの検査を受けました。
平成21年より、瑕疵担保責任保険に入ることが義務付けられましたので新築を建てるたびに
配筋検査と躯体検査は必ず受けるよう義務付けられました。お施主様にも工務店にもいい事なんです。
もしもですが、構造上に問題が生じたり、雨漏りが生じたりした時は
検査を受けていれば保証機構さんが直してくれます。
デメリットは保証期間が10年間なんです。
メリットとしては、その間に工務店が倒産したり閉業したりした場合も保証機構さんが面倒を見てくれます。

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配筋検査が合格したので生コン打設した状態です。令和5年、この年は物価の値上がりで基礎工事でいえば鉄筋や
生コンの納品が遅れ工事の進み具合が例年に比べだいぶ遅くなっています。

基礎工事完了しました。立ち上がりに生コンを流してから数日後枠をはずして完了ですが、まだ数日は土台敷きが
出来ません良く乾燥させてからのさぎょうになります。

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土台敷き完了です、ベタ基礎に木くずがないように掃き掃除をしてから床断熱材を入れます。
土台敷きとは、基礎コンクリートの上に土台という木材を設置していく作業のことです。
基礎も大事な工程ですが、この土台敷きやこの後の構造部分の骨組みとなる、大変大事な工程です。
現場へ土台が搬入されてきます、今はほとんどプレカット工場で加工されて材料がはいってきます。搬入された材料にはプレカット工場で記号が印字されています。建物に向かって右から「いろはにほへと・・・・・」と印字され、
「い」と「ろ」の間は3尺(=91㎝)です。材料の記号とプレカット図を見て基礎の天端(てんばと読みます)に置いてゆくのですが、その前の作業がります。
完成した基礎にアンカーボルトを基礎天端の中央に埋め込みます、墨はアンカーボルトより3㎝から5㎝ずらして打ちます。これをもとに土台を置いてゆくのですが、まだ土台は置けません床下の湿気を逃がすために、土台の下に基礎パッキンなるものを置きます。
昔は、床下の湿気対策として基礎に穴をあけて「風窓」を作っていましたが、開口部を作るとどうしても基礎の強度が落ちてしまいます。いまは「基礎パッキン」を使っています。

「基礎パッキン工法」基礎の天端と土台の間にパッキンを全体に置きます、パッキンの横に穴が開いていて湿気を逃がすことが出来るようになっています。

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床断熱材を入れた状態です。べニアと同じ大きさなのでおびきに合わせて切って入れてゆきます。
断熱材の上にラーチ合板24㎜の厚さがありますを敷き詰めます。これが床下地になります。

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床下地が出来ましたらブルーシートを敷き詰め、いよいよ次は建前になります。ブルーシートは屋根ができるまで
床に雨が入らいように、また建前で床が汚れないようにで養生として敷きました。
建前の時は、柱の個所を切りながら柱を立ててゆきます。

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上棟、建前、建て方、と土地により呼び方はそれぞれです。
土台・柱・梁と施工してゆき棟上げ(むねあげ)するまでの工程を言います・
土台式が終わると今は安全第一なので1階の床にコンパネ(厚いべニア)を敷き床下地を完成させてブルーシートを敷き詰めます。(床下に雨水が入るのを防ぐためと、土足での作業なので床下地を汚さないため)
これから、建て方に進みます。プレカット工場から搬入された材料は使う場所ごとに梱包されています。その梱包にはお施主様の名前や建築地の住所を書いた紙が貼られています。まず、間違いないか確認をします。
建て方は人手がいるため応援の大工さんや協力業者さんの手を借り作業をします。材木を組み上げるにはクレーン車を使います。
木造軸組工法であっても金物を多く使います、終わったときに建物の水平を確認しながら金物を絞めていきます。
今は、プレカット工法なので、昔のようにその場で柱や梁を加工することはなくなりました。柱や梁を手刻みしていたころは、建て方の最中に間違いがあったりして加工しなおすことがありました。
棟が上がった時点で上棟式を行う方もいます(建築の節目で行う祈願やお祝い)
以前は、六曜の吉凶で大安や友引の日を選び上棟(建前)を決めていましたが、最近は天気予報を見ながら雨のない日を上棟(建前)の日と決めて、応援の大工さんや協力業者の力を借り行います。
日本建築の軸組は美しいですネ!

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屋根はガルバリウム鋼板です。写真は工事途中です。
ガルバリウム鋼板は瓦より軽いので家に負担がかかりませんが海風には弱い難点がありますが従来のトタンと呼んでいる
トタン板よりは強くなっています。
ガルバリウム鋼板は何で出来ているかと言いますとアルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%からなる
「アルミ亜鉛合板めっき鋼板」です。
メリットしては錆に強い・軽いので耐震性・耐久性・耐熱性が高く、熱反射率に優れていて特に夏季に表面温度・
室内温度を抑制することが出来る。
耐用年数は設置条件によって違うがトタンと比べると耐久性が海岸近くでも15年とトタンの約倍近くです。
デメリットとしては、錆びにくいが錆びないわけではない事と初期費用が高い事です。

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タイベックシートを張った状態です。
アメリカのデュポン社が開発したポリエチレン不織布です。特性として透湿性・耐湿性・遮熱性があります。
無数に存在する繊維の隙間から湿気を逃がし、通気層内の湿気を防ぎます。湿気を通しても水は通しません。
施工時に雨にさらされても、万が一外壁からの浸水も水滴が内部に浸透するのを防ぎます。
防水性能低下を防ぐために紫外線劣化防止剤を施してありますので施工時の紫外線の強い季節でも心配いりません。

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内側に断熱材を入れてゆきます。

完成後の記事はまたアップいたします。

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