こんにちは。
地域密着!御宿町の工務店アイホーム
です。
アイホームは大工職人が作る軸組枠工法(在来工法)ですが、壁工法(2×4)のお宅のリフォームも行っております。
今回はそんな2×4のリフォーム工事で感じたデメリットをお伝えしていきます。
中古物件で購入されたこちらのお家ですが、床がたわむのが気になるとの事…
BEFORE
キッチンの床で使われているクッションフロアをめくってみると…この状態でした。
さらに開口を広げてみると、根太が腐食していました。
それはこんなに床がたわむわけです…。
この状態ならいつ床が抜けてもおかしくありません。
床下に潜り確認してみたところ、木材の腐食がかなり進行していることがわかりました。
原因は床下からくる湿気です。
コンクリートも打っていない土の状態であり、湿気が抜ける場所も極端に少ない…
それではこんな状態になってしまいます。
ただ…ネックなのは2×4工法で作られた床組であることです。
この太い梁のような材木を土台の端から端まで(途中の支えなしで)1本で構成している為交換するのは容易ではありません。
部屋がまたいでいたりしたら尚更工事範囲が広がりますよね。
今回はそこまで大がかりな工事をお施主様が希望されなかった為
補強工事のみを行いました。
支えの束も何本も設置し、少しはご安心頂けたかなと思います。
抜けていた場所も簡易補強をし、重いものを置いてもしばらくは大丈夫。
この上からさらにクッションフロアを敷きなおし完成といたしました。
ですが、根本的な解決にはなってないので、今後も注意が必要です!
この記事へのコメントはありません。