こんにちは。
地域密着!御宿町の工務店アイホーム
です。
今回は前回投稿した「マンション一室のフルリフォーム」の~洗面所バージョン~をリポートしていきます。
中古でご購入されたマンションでご自身でリフォームをされる予定だったようですが、やはり大変なのでお願いしたいとの事でした。
「DIY」最近流行っていますが、やはり個人で必要な道具や部品、部材をそろえたりするのは結構な労力とお金がかかりますよね…
特に水回りは専門知識が必要ですし、「なんとかなるでしょ」精神では痛い目をみてしまう事もあります。そういう時はアイホームに安心してお任せ下さい。
工事前の洗面所がこちらの状態
BEFORE
もともとはキッチンが設置されていましたが、お客様が撤去した後の状態でした。
床の配管は錆びていて、クッションフロアはズタボロでした。
AFTER
見事に大変身しました。
アクセントクロスはお客様のセンスが光って素敵ですね!
しかしこの大変身の裏側には、問題が多発していました。
今回はその辺を深堀りしていきます。
問題①配管がさびている
築年数が経っているマンションだとこのように配管が錆びてしまっている事があります。
一度錆びてしまうと、大変です。
劣化の一途を辿るだけですので、このまま放置して工事してしまうと数年後、数か月後、もしくは数日後に亀裂が入り水漏れが起こる可能性があります。
もし工事完了後に水漏れがおきたら…?
想像しただけで怖いですよね。
今回はお客様へ相談した所、懸念点をなくして安心して利用したいとの事で給水管を全て取り換えることにしました。
問題②配管が埋まっている
いざ給水管を入れ替えようとしたら、配管がコンクリートに埋もれている状態でした。
解体して良いのかマンションの管理人さんに相談するとこの部分は解体不可。
それでは新しく給水管を引っ張ってくるしかありません。
イメージはこちらの画像
余談ですが…こちらは問題発生時にLINEでお客様へ送付した画像です。
このように画像を使ってコミュニケーションできたので遠方にお住みのお客様でもスムーズに工事を進めることができました。
こちらが新しい給水管(青)と給湯管(赤)です。
枠組みもし直しました。
洗濯機を置くスペースは給水・排水の絡みで一段上げて設置する事により、懸念点を完全に払拭できました。
問題③トイレ・お風呂の給水管も錆びている
給水管はお風呂やトイレへと枝分かれして部屋の下を通っております。
その為今回問題になった洗面所の給水管と同じようにお風呂やトイレの給水管も錆びている状態でした。
このまま放置してしまうと数年後、数か月後、もしくは数日後…いつ亀裂が入ってもおかしくありません。
そこで今回は当初予定していなかったトイレの床を解体し給水管を全て取替いたしました。
問題④洗面台が既成品ではない
こちらは今回お客様が設置したいとの事でご用意していた洗面カウンターです。
最近は既成の洗面台を設置せず、カウンタータイプを設置する方も増えてますよね。
しかし、落とし穴がいくつかあるので是非チェックしていって下さい。
落とし穴①図面がない
既成品はメーカーが図面を作ってくれますが、洗面カウンタータイプは図面がありません。
その為、お客様と工事業者にイメージの乖離が発生しやすくなります。
その為、アイホームでは手書きの図面を用意しました。
「こんなはずじゃなかった…(後悔)」をなくすために
こちらが実際に書いた図面になります。(拙い図面ですが、これだけでもないとあるでは大違いです)
お客様の要望を図面に反映させ施工する方へ指示します。
落とし穴②揃える商材が多い
お客様が事前に用意していたカウンター以外にも
・洗面ボール
・蛇口
・ミラー
・照明
・コンセント/スイッチ
・キッチンパネル(タイル)…等々
ご要望によりこのように用意する商材がたくさんあります。
実際の有効寸法を考えながら、合うもの、好みのものを膨大な商品数の中から選び出すのは結構大変です。
落とし穴③キッチンパネル
その中でも見落としがちなキッチンパネルについてご紹介します。
今回は前面と側面左側にパネル施工をしました。
水回りはいかにきれいに使用しても汚れる場所です。最初は良いかもしれませんが、あとあとお掃除が大変になるので、事前に計画しておくのが断然おすすめです。
今回は真っ白なキッチンパネルでしたが、色柄豊富にそろえておりますので、気になる方はご相談下さい。
このような問題を多数解決させて見事無事に素敵な洗面カウンターを設置する事ができました。
洗面カウンターの上部にはライティングレールを設置したので、今後お客様が素敵な照明を飾ってくれるのだと思います。
照明を設置するとだいぶ雰囲気も変わってくるので気になりますね。
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